ごはん処

松本市|ペペロッソ(2023.4閉店)

絶品イタリアンが食べられるお店

もけるがペペロッソさんへ初めて訪れたのは、数年前の嵐の夜でした。視界の悪い中ようやく見つけたお店が(喫茶店?!)な感じだったので、間違えたかと躊躇してしまった思い出があります。店内はアットホームなイタリアンの雰囲気に整えられていて堅苦しさはないのですが、油断してはいけません。提供されるお料理は隙のないクオリティで、こんな美味しいイタリアンが食べられるなんて!!と、もけるはすっかり虜になってしまったのです。

その日はフロア担当の奥様が不在で、ワンオペを覚悟していたというシェフですが、悪天候のせいで他にお客さんが見えず、思いがけず色々お話する機会を得ました。弟子を何人も育てたベテランシェフでいらっしゃること、ワインを飲んで語らう会(?)を仲間とたまに開催していること。店内に小沢征爾氏の写真が飾ってあるのですが、以前「イタリアンクォーター」という有名店のオーナーシェフをされていて、小沢氏が度々いらしていたことも知りました。

お料理の食べ進み具合を見ながら絶妙なタイミングで次のお皿がサーブされるのも、グラスのお水が減るとサッと注がれるのも、このお店は他とは違う!!と感じる瞬間です。

前菜から虜になる

ペペロッソさんのお料理は、パスタにスープやサラダ、ドリンクをセットするシンプルなものから、前菜やデザート、メインのお肉をセットするものまで、色々なコースが選べます。クオリティの高いお料理なのに、料金はびっくりするくらいリーズナブルです。

こちらのお店に来たら、前菜は絶対に食べてほしい! 一つ一つとても丁寧に作られていて、これだけでもう幸せ♪

きのこ(舞茸だったと思う)のスープに、

サラダも付きます。ドレッシングは2種類かかっていて、赤い方はビーツだそうです。珍しいですね!

こだわりの生パスタ

ペペロッソさんでは、シェフこだわりの生パスタが使われています。自家製だと気温などで品質が安定しないため製麺所へオーダーしているそうですが、これが食べたことがない食感なのです。もちもちで少々太めでソースがよく絡みます。そしてしっかりアルデンテです。噛み応えがあります。一皿の量は少なめに見えますが、ずっしりと重さがあります。

もけるは、こちらの「うにと岩海苔のパスタ」が大大大好きです。半生程度に火を通された粒感の残るうにに、磯の香りたっぷりの岩海苔のコンビ。「こんなの今まで食べたことない!」と感動です。

こちらは5cmもありそうな大きなあさりがたくさん入ったパスタです。素材を厳選されてますね。

ペペロッソさんでは生パスタ推しですが、ピザもあります。こちらは以前に伺った時のもの。

デザートには飴の糸

こちらも以前に伺った時のものですが、豪華なデザートの盛り合わせですね♪ 飴の糸の巣が目を引きます。

ところで「エスプーマ」のお話を聞けました。食材を“空気のような軽い泡”に変えてしまう調理法だそうです。安曇野市にRosso Bianco(ロッソビアンコ)というお店がありますが、このエスプーマを使ったデザートを提供しています。なんとロッソビアンコのシェフはお弟子さんだそうで、「エスプーマを教えたのは俺だ!」とおっしゃっていました。もけるはロッソビアンコさんへも行ったことがあるんですよ! エスプーマのデザートいただいてました♪

松本市場の近くです!

もけるはこの日、松本市場内のSHUNさんへ”かき氷”を食べにいく予定があり、ペペロッソさんではランチ後のデザートを頼みませんでした。ペペロッソさん、本当に美味しくて雰囲気も良くて、近くに住んでいたら通い詰めること間違いなしなのですが、なかなかこの辺りまで来ることがないのです。松本市場のすぐ近くだし、松本空港も近いので、また遠征したいと思います!

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