高級温泉宿 月岡温泉 摩周
いよいよ摩周さんへ!
温泉街を満喫した後は、いよいよお宿に向かいます。今回宿泊したのは「摩周」さん。お子様の宿泊は不可、1グループ4名以内に制限された、静かにゆったり過ごしたい大人のための温泉宿です。
コロナ対策はバッチリ
チェックイン時の検温・消毒は今や当たり前。摩周さんで驚いたのは事前チェックイン制です。宿泊予定日の数日前にショートメールが届いて宿泊の確認が行われます。返信するとQRコードが表示され、当日のチェックインはそれを読み取らせるだけで完了。宿帳の記入はなく、食事の時間等は事前に予約済み。館内の説明はお部屋へ案内してくれる方が道すがらしてくださるので、ロビーの滞在時間はほんとに僅か。こんなスムーズなチェックインが可能なら、他のお宿でも是非採用してほしいですね。
ちなみに、チェックアウトも部屋で精算が出来ます。帰りはロビーで鍵を返すだけ。
広くて綺麗な客室
今回宿泊したのは、二人用のツインルームです。摩周さんでは一番小さいタイプのお部屋なのですが、侮るなかれ30平米もの広さがあります。シモンズ社製のセミダブルベッドが設置され、トイレ・ユニットバス付き。2018年に改装されたばかりで、とても綺麗♪
最上級グレードのお部屋になると、広さは65平米、リビングルーム・和室・ベッドルームを備え、半露天風呂(源泉ではない)まで付いているんだそうですよ。豪華ですね!
月岡温泉「奇跡の泉質」
全国2位の硫黄含有量を誇る月岡温泉(1位は群馬県の万座温泉)。美しいエメラルドグリーン色をしています。硫黄泉は酸性であることが多いのですが、月岡温泉はアルカリ性。硫黄成分が揮発しないで湯に溶け込んでいるため、高い効能を得ることが出来ると言われています。硫黄の匂いはそれほど気になりません。また高温になるほど成分が不安定になるところ、源泉が50度という適温であることも、月岡温泉の素晴らしい泉質の所以です。
伺った日は雪が舞い散る寒い日でした。温泉の中にふわふわと黒いものが浮いてるなあと思っていたのですが、それこそが「黒い湯花」。天候によって多く発生する時があるのだとか。珍しいものが見れました!
摩周さんでは、源泉100%の浴槽は露天風呂に限定されています。その理由は硫黄成分で金属が真っ黒に硫化してしまうから。「あしゆ湯足美」に寄った時、手洗いの蛇口がびっしりと、まるで黒カビが生えたかのようになっていました。確かにあれでは、せっかくの美しいお風呂も見た目が台無しになってしまいますね。成分の濃い温泉ですので、健康面を考慮しても換気の良い屋外にあった方が安心みたいです。
摩周さんのお食事の紹介です!